ボストンでの留学日記


by appa_boston
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Lost in Translation

先日、友人の家で映画「Lost in Translation」を観た。東京が舞台の映画だとは聞いていたのだけれど、今まで観たことはなかった。昔は有名だったハリウッド俳優と旦那さんの仕事について東京にやってきた若いお嫁さんが出会う、二人の物語。言葉も何もわからない二人の目から見た東京。家族をアメリカにおいてCM撮影に来たハリウッド俳優の孤独と戸惑い。旦那さんについてやってきたはいいけれど、旦那さんは仕事でいない。何もわからない東京でひとりぼっちのお嫁さんの孤独と戸惑い。どなたかご覧になった方はいらっしゃいますか?

私は、正直見ていておもしろいと思いました。きっと、言葉も何もわからない人が東京に来たら、こんな風に感じるんだろうなと。映画をみていて、それは有り得ない!と思うシーンもありましたが、そういった部分を除いたら、外国人が日本で暮らすってこういうことなのかしら?と思いました。





今までアメリカで暮らして培ってきた知識がまったく使えない、もしくは使おうとしても、それが日本で正しいとされることなのかどうかわからない中での生活。胸にたまった思いを、アメリカの家族に電話をして話そうとしても、忙しい奥さんに取り合ってもらえず電話を切るはめになるシーンは、見ていて切なくなった。

そんな孤独の中で出会う二人。自然とお互いの淋しさを埋めるように寄り添っていく。恋愛映画のように紹介されているけれど、私から見ると、外国で暮らす外国人の孤独と交わりたくてもなかなか現地の人との間にある壁を乗り越えられないもどかしさを現しているように思える。だからかな、この主役のハリウッド俳優のお世話係として登場する通訳やその他の日本人スタッフの態度が妙に笑顔で親切でありながら、どこか他人行儀に感じられたのは。この辺の描写は、監督さん(ソフィア・コッポラ)あっぱれ!という感じだった。

ということで、久しぶりに映画を観た感想を書いてみました。もし、この映画を観られた方で、私はこう思ったよーという方がいらっしゃいましたら、いろいろな見方ができる映画だと思うので、是非コメントをよろしくお願いします。
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by appa_boston | 2006-11-25 14:43 | 映画