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ボストンでの留学日記


by appa_boston
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ガーリックパン

これは、昨日3月29日分の日記です。

今日は、ルームメイト全員+ルームメイトの将来のボーイフレンド?と思われる方と、おうちで夕食会。メニューは、ガーリックパン、パスタ、ブロッッコリーを湯がいてガーリックで味付けしたものとバナナを使ったデザート。私の担当は、ガーリックパン。これ、作るの簡単そうに思うでしょ?これが、大変だったんですよ。なんせ、アメリカ人の頭の中にあるガーリックパンと私の中にあるガーリックパンのイメージ(schema:これ、私のプログラムのなかでは、とーっても大事なセオリー)が違うもんだから、作り方の説明を受けてもわけわかめ。。。

「まず、トレイに乗り切らないから、パンを半分に切って、その後に切れ目をいれて、バターとガーリックを入れて。」ってな指示。「トレイに乗り切らない?なんでトレイがいるの?何のトレイ?半分に切る?切るのに、それからまたスライス???」何度もな何度も質問してやっとわかった。



大きいオーブンがある我が家。まずは、一本のフランスパンを、半分に切り、オーブンのトレイに乗せる。それは、わかった。そして、次の切れ目をいれて、ガーリックとバターを挟むの意味がよくわからなかったので、さらに質問。切れ目って?どういれるのさ?パンに対して斜めに?直角に?するともう一人のルームメイトが、横に半分にパンを切って、表面にバターを塗ってガーリックを乗せてもいいといいだした。「あれ?でも、それはもう一人のルームメイトが言ってるのと違うよお???」もう助けて状態。

結局、パンに直角に切れ目をいれて、そこにバターとガーリックを挟むことに。日本だと大きなオーブンがあるおうちなんてあまりないですよね?日本の我が家もそう。オーブンレンジはあるけれど、普通のオーブンはない。だから、家でガーリックパンを作るときは、スライスして、表面にバターを塗って、上にガーリックを乗せて、オーブントースターで、せいぜい一度に焼けても2枚か3枚が限度。

なのに、何でも大きいアメリカは、フランスパンを完全にスライスせずに、切れ目を入れて、パンがそれぞれつながった状態で、バターとガーリックを切れ目に挟み込んで、オーブンで焼く。出来上がったら、切れ目から、パンを一切れずつもぎ取るような形で、取って食べる。ふー、理解するのに、どえりゃー疲れた。

そして、みんな、作り方がわかった後の私がおかしかったらしい。もくもくと一人、パンに切れ目をいれて、バターを丁寧に塗り込み、ガーリックをパンに挟んでいる私をみて、その集中力に驚くとともに笑っていた。「あっぱの真剣ぶり、サイコー!」ってな具合である。はたして、出来上がりを見ても、自分のガーリックパンのイメージからほど遠いので、これでいいのかどうかも自分じゃわからない。しかし、ルームメイトからは「このガーリックパンおいしい!あっぱサイコー!」のお褒めの言葉を頂きました。なので、上手にできたことにしておきます(笑)!!
by appa_boston | 2007-03-30 13:48 | 食べ物&料理